
2026年6月25日、RecursiveのSenior Machine Learning EngineerのYago del Valle Inclanが、上智大学 Institute for Studies of the Global Environment にて講演を行いました。
「AI for science and sustainability」をテーマに、環境分野におけるAI活用の実例を紹介しながら、Recursiveがどのように現実世界の課題に向き合っているかについて解説しました。講演後にはQ&Aセッションも行われ、Matt WhalleyとOktay Kurtulusも加わって、学生や参加者の方々からの質問にお答えしました。

セッションハイライト:
講演では、AI for science and sustainabilityの具体例として、環境・インフラ領域における3つの取り組みを紹介しました。
まず、気象予測の高精度化とダウンスケーリングについて取り上げました。グローバルな予測データだけでは解像度が粗く、現場での意思決定に十分ではないという課題に対し、Recursiveでは地形データや地上観測データを活用しながら、より高解像度な気象予測を実現する取り組みを進めています。
次に、地下水位の予測について紹介しました。森林火災の予防やCO2排出削減にも関わる重要なテーマとして、地下水位を高精度に予測する取り組みを説明しました。物理モデリングとAIを組み合わせることで、複雑な環境システムをより実用的な形で扱える可能性が示されました。
さらに、水道管の漏水検知についても紹介しました。センサーデータだけでは把握しにくい地下の漏水に対して、物理情報とAIを組み合わせながら検知と位置推定を行うアプローチを共有しました。こうした技術は、水資源の保全や都市インフラの維持管理において重要な意味を持ちます。
また、Q&AではAI ethics、アルゴリズム、未来の仕事など、より広いテーマについても活発な議論が行われました。
Recursiveのコミットメント:
Recursiveは、AIを単なる効率化ツールとしてではなく、社会や産業の現場で本当に機能する技術として実装することを重視しています。
今回の講演は、AI for science and sustainabilityという視点から、環境や社会インフラの複雑な課題に対してAIがどのように貢献できるかを共有する機会となりました。Recursiveは今後も、より公平で持続可能な社会の実現に向けて、AIの社会実装を推進していきます。
Google DeepMindの元シニアリサーチエンジニアによって設立されたRecursiveは、各分野で世界レベルの人材を集め、成果へと繋げています。





