【イベント】RecursiveCOOの山田が保育園児に向けて持続可能性に関するセミナーを実施しました
Event2025-01-27
次世代の子ども達に気候変動のような地球規模の課題に対しての意識を高めてもらおうという園の取り組みの一環として、2025年1月15日、Recursive共同創業者兼COOの山田勝俊が東京都の世田谷代田仁慈保幼園で持続可能性に関するセミナーを行いました。
最も若い世代に地球温暖化についての教育を
山田は3歳から6歳の子ども達を対象に30分のセッションを3回行い、地球温暖化、食品ロス、持続可能性の重要性などについて話しました。子ども達は積極的に参加し、山田はその好奇心の強さと知識の豊かさに驚かされました。
既にツバル(気候変動の影響で消えつつある太平洋の島)やマイクロプラスチックといった高度な話題について知っている子どももいて、日本が食品ロスで世界第2位であることには驚きの声があがりました。「なぜ海面は上昇するの?」「なぜゴミをポイ捨てする大人がいるの?」といった質問が活発な議論につながり、この若い世代の子ども達が深く考える力を持っていることを表していました。
対話でポジティブな影響を
保育園の先生方には、山田が子ども達の言葉を拾い上げながら上手に双方向型の対話を行っていたと評価していただきました。ある先生には、「話題がとても分かりやすく、子ども達も自分達も非常に考えさせられる内容でした。将来的には更に地域を巻き込み、また別のトピックでもお願いするかもしれません」とおっしゃっていただけました。
またセミナーでは、子ども達に、給食時の食品ロスを減らすといった自分にできる具体的な取り組みについても考えてもらいました。
山田はイベントを振り返り、次のように述べています。
「デジタルネイティブ世代のこの子ども達は、既に持続可能性に関心を持っています。技術やAIがどのように持続可能性に役立つかを教えることは将来の大きな変化につながると信じています」
今後の展望
このセミナーは、次世代により良い世界を残そうと継続的な取り組みを行なっているRecursiveにとって大変有意義な機会となりました。Recursiveは今後も、教育者や地域を対象にしたものも含めて同様のイベントに参加していきたいと考えています。
「子ども達と話し合ったり彼らの考えを聞いたりすることは、楽しく、またとても学びのあることでした。彼らが地球の未来を担っていく人たちであることは明らかです。」と山田も述べています。