Mission

Build a fairer,
more sustainable society

テクノロジーの活用で、 より公平で持続可能な社会を実現する

AI技術を活用した革新的なアプローチで、社会課題を根本的かつ持続可能な解決に導く。私たちは企業と協力して、倫理を優先しながらこれらのソリューションを生み出し続けます。

Values

透明性アイコン

Transparency透明性

目の前の人にオープンかつ誠実であること。

信頼と協力アイコン

Trust & Cooperation信頼と協力

お互いを尊重し、建設的に協力し合うこと。

チャレンジ精神アイコン

Challenger Mentalityチャレンジ精神

問題解決のために、常に自らを研鑽すること。

ソーシャルグッドアイコン

Social Goodソーシャルグッド

私たちの生み出す価値で、社会や人を幸せにすること。

Diversity, Equity & Inclusion

共有しているのは、サステナビリティとテクノロジーへの情熱、 そしてお互いへの信頼とリスペクトだけ。

rebeccaさんの写真

Software Engineer
from Sydney

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Software Engineer
from Vancouver

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Machine Learning Engineer
from Germany

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Planning and Administration Manager
from Istanbul

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Machine Learning Engineer
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Project Manager
from Tokyo

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Software Engineer
from Lima

Recursiveのロゴ

Recursiveは、世界中の優秀な人材と働くために、国籍というフィルターを外し、考え方や得意分野など全てにおいて多様性を尊重しています。

多様性に富んだチームのメリットは多数あります。 異なる価値観や着眼点から新しいイノベーションが生まれるのはもちろん、 「自分と相手は違う」ことを前提にしているため、固定観念なくゼロベースで接することができ、意見やアイデアを出しやすくなります。 多様だからこそ、オープンでフラットな空間ができ、お互いから多くのことを学べる。 私たちは日々、その意義を実感しています。

Our story

Recursiveは、世界屈指のAIエンジニアと経験豊富な連続起業家──ふたりの出会いから生まれました。

Tiagoさんの写真

Co-founder and CEO

Tiago Ramalho

Q.Recursiveを始めたきっかけは?

「自分のAI技術が、社会にプラスの影響を与えられることを確信した」

以前の仕事に退屈さを感じ、お金のためではなく社会に影響を及ぼすような、自分の情熱が再び燃えるようなことをしたい。そう考えていた時、Cogent LabsでToshi(山田勝俊)と出会いました。

彼のクライアントとのコミュニケーション能力や、AIとビジネスニーズのギャップを埋める能力に感銘を受け、どうすれば社会にポジティブなインパクトを与えるプロジェクトに取り組めるか、議論を始めました。そして、そのようなプロジェクトに特化した自分たちの会社をつくるのが一番いい方法だと考えました。

お金のためだけに仕事をすることにならないよう、何か指標となるミッションを作るべきだと思いました。Toshiは以前、エシカルファッションのビジネスに携わっていたことがあり、私も二酸化炭素排出量などについては興味がありました。そこからサステナビリティは社会に大きな影響を与えることができそうだという話になり、それが実現したのです。

当初はサスティナビリティに対して自分たちがどのように貢献できるのか、よくわかりませんでした。クライアントと話すうちに、彼らが「目標はわかっていても実現方法がわからない」状態であり、自分たちのイノベーションで助ける余地があることに気づきました。何度も話し合い改良を重ねた結果、まずコンサルティングを通じて、何をすべきか、何が良い影響を与えるかを見極める手助けをして、その後実行に移すというフローを確立しました。

また、ミッションに忠実であるために、ブートストラップ・カンパニー(外部介入を受けず、自給により会社経営をすること)であることを選びました。投資家からの資金調達はしていません。プロジェクトをひとつひとつ正しく遂行していくことで信頼を築き、成長していく考えです。

Q.日本で起業した理由は?

「日本の素晴らしいハードウェア技術に革新的なソフトウェアを融合させて、世界全体にインパクトを与えたい」

製造、建設、エンジニアリングの面で、素晴らしい技術的なノウハウを持つ日本企業はたくさんあります。しかし、これらの企業はまだほとんど手作業で運営されており、ソフトウェアの専門知識をあまり持っていません。私たちは、これらの企業に革新的なソフトウェアを提供することで、より持続可能なプロダクトやサービスを開発し、日本だけでなく、世界全体にインパクトを与えることができると考えています。 例えばロボティクスにおける日本の技術は素晴らしいと思います。欧米にも優秀なロボティクス会社は出てきていますが、日本の品質はやはり最高峰です。確かに安くていいものは中国台湾でも次々作られていますが、最高品質のものを長く使っていくというサステナビリティの観点からも、日本のハードウェアは高いポテンシャルを持っています。だからこそ、ソフトウェアをアップデートすることで大きく生産性を高めるべきです。

私たちは、日本企業のイノベーションの思考プロセスをリードするような役割を担いたいと思っています。AIや機械学習を使ってプロセスを合理化することで生産性を向上させ、より少ないエネルギー消費で製品を最適化することで、イノベーションの成果を上げる手助けをしたいと考えています。廃棄物も少なくなります。私たちは業務を合理化できるように支援し、それによって従業員がスキルアップし、成長し、適切な人材を新しいプロジェクトに割り当てられるよう支援したいと思っています。サステナブル領域でビジネスを展開したい日本企業に対して、技術を適用するアイデアを出し、実行をサポートします。

Katsutoshiさんの写真

Co-founder and COO

Katsutoshi Yamada

Q.サステナビリティをテーマに起業した理由は?

「寄付やCSRは一時的なもの。社会課題の解決とビジネスを両立してこそ循環できる」

16歳の時、たまたまテレビでNPO法人「フリー・ザ・チルドレン」の活動を見て、「自分が世界の中でやりたいのはこれだ」と雷に打たれた気持ちになり、貧困を解決する情熱が湧き出ました。それが全ての始まりです。 教育で貧困を解消できると考えて、任意団体を作りチャリティーイベントを開催して数百万円寄付したこともありますが、寄付では根本的な解決にならない、サステナブルじゃないと気づきました。ビジネスとして成立させて、それをメンバーが学んで彼らが独立してまた誰かに教える・・という循環を作らないと解決しないのです。 29歳でIT業界を離れてエシカルファッションビジネスを立ち上げ、ビジネスと社会課題解決を両立させることを学びました。でも当時はまだビジネス観点を持っている人が非常に少なく、「社会にいいことだから」など、同情的な観点で買う人が多く、これでは世界は変わらないと痛感しました。

そこでもともと自身の強みだったテクノロジーの世界に戻り、Cogent LabsでAIコンサルティングを通じて先端テクノロジーや新規事業開発を学びました。その後独立し、無料のエンジニアリングスクールを作って数万人のエンジニアを育成したりと、常に軸は「ビジネスで社会課題を解決すること」に置き、事業開発をしてきました。またAIはツールであり、目的ではないとも考えていました。

地球環境や日本の立ち遅れた現状にますます危機感を感じていた中で、AIエンジニアのトップオブトップであるティアゴと出会いました。彼のスキルと環境意識の高さを目の当たりにして、自分が培ってきたビジネススキルと掛け合わせれば世界に影響を与えられると考え、Recursiveの起業につながります。

Q.Recursiveが目指すところは?

「先端テクノロジーでサステナブルイノベーションを起こして、日本人が誇りに思えるような企業に」

まずは2025年までに、日本を代表するサステナブルイノベーションカンパニーになります。そして2027年にはアジアで、2032年にはグローバルで、サステナビリティビジネスや先端テクノロジー会社を想起したときにRecursiveがトップ3に浮かぶようにしたいです。現実は厳しいかもしれませんが、まず描けないことには小さくまとまってしまいます。 日本人が、日本を誇りに思えていない現状を変えたいと思っています。「日本にも、先端テクノロジーでサステナブルイノベーションをおこしている会社がある」「日本にはRecursiveがある」と誇りに思ってもらいたいのです。 そもそも日本はもともと最高のサステナビリティの国です。戦後を経て、現在では残念ながら遅れをとってしまっていますが、Recursiveがソフトウェア面でサポートすることで、本来の日本の強みを活かせると考えています。例えば人類史上類を見ない超高齢化が進む日本において、労働人口の減少などの社会課題解決に先端テクノロジーを活かさない手はありません。

一方で、日本にこだわっているわけではまったくありません。サステナビリティは国境のないテーマですし、Recursiveのメンバーは世界中から来ており、海外在住のメンバーも数多くいます。 日本から世界を見るのではなく、宇宙から地球を見るような感覚でいます。当然海外のクライアントも視野に入れていて、チャンスがあって会社のミッションに合っていればどんな国や地域にも行きます。それが結果的に日本に刺激を与えることにもなると思うので。

Management members

Tiago Ramalhoさんの顔写真

Co-founder and CEOTiago Ramalhoティアゴ・ラマル

ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンにて、理論/数理物理学 修士号、生物物理学 博士号を取得。卒業後、Google DeepMindに入社。シニアリサーチエンジニアとして、強化学習、予測モデル、自己管理型学習など、最先端プロジェクトに従事しNatureなどの国際雑誌に多数の論文を発表。その後、多国籍AIスタートアップ、コージェントラボにリードリサーチサイエンティストとして入社し、来日。情報検索&質問回答、デザイン生成モデル、OCR、NLP等、様々なプロジェクトを推進。2020年8月、株式会社Recursiveを共同創業し代表取締役に就任。

Katsutoshi Yamadaさんの顔写真

Co-founder and COOKatsutoshi Yamada山田 勝俊

ディーキン大学経営大学院卒業後、日系、外資のIT業界での勤務経験を経てエシカルファッションの日本市場立ち上げと2社の起業を経験。その後、多国籍AIスタートアップ、コージェントラボでセールスディレクターとしてAI-OCR「Tegaki」の立ち上げに関わると同時に200社以上の企業にAI導入コンサルティングを行う。2018年度からAI、ブロックチェーン、エンジニアスクール会社を日本、シンガポール、ベトナムで連続起業した後、2020年8月、株式会社Recursiveを共同創業。現在、売上規模数百億円~数兆円の複数社の新規事業開発、AIプロジェクトのアドバイザーも務める。

Shun Wakabayashiさんの顔写真

Executive Director / VP of BusinessShun Wakabayashi若林 峻

慶應義塾大学 (SFC) 卒業後、GEへ入社。主に金融商品に携わる。2010年、グーグル合同会社に参画。同社で新規顧客開発部門を統括した後、ムンディーファーマに転職し、シンガポールを拠点としながらグローバルのデジタルマーケティング戦略の策定に従事。その後グーグル合同会社に復職し、大手広告代理店チームの統括部長を経た後,日本を代表する小売企業数社と共にリテール業界のDXを推進。 学生時代にブラジルのアマゾンで身を持って体験した貧困・環境問題への意識とGoogleで体感したテクノロジーとデータのパワーを胸に、2022年4月にRecursiveに参画。

Why Recursive

Our clients

IHIのロゴSumitomo ForestryのロゴAsahiのロゴMaruhoのロゴBelldesignのロゴ

Company Profile

会社名株式会社Recursive / Recursive Inc.
所在地東京都渋谷区渋谷一丁目7番1号 渋谷S-6ビル 6階
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設立2020年8月
共同創業者ティアゴ・ラマル / 山田勝俊
事業内容AIの研究開発およびサステナビリティに関連するソリューションの提供