【イベントレポート】アカデミアとの共創を目指し、チャルマース工科大学との交流

RecursiveAI2024-03-13

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リカーシブは持続可能な未来を構築するためのAIソリューションを提供するサービスプロバイダーであり、日本に基軸を置くスタートアップとして、独自のAIプロダクトを開発しています。日々お客様の複雑化する経営課題の解決に対し、常に最適なソリューションを提案すべく、AI、なかでも自然言語処理分野の最先端の技術や動向について学び続け、業界研究者や学生との繋がりを持つことが重要だと位置付け、推進しています。私たちのような民間プロダクトの学術分野での応用可能性について他の研究者や学生と議論し、持続可能な社会の実現に向け、有効性の高いAI実装を目指しています。 その思いに基づいて、スウェーデン・ヨーテボリ市のチャルマース工科大学の学生たちを弊社の東京のオフィスに迎えました。

チャルマース工科大学の WASP (Wallenberg 人工知能・自律システム・ソフトウェアプログラミング研究イニシアチブ) 研究グループの学生たちは、今年3月13日にリカーシブのオフィスを訪れました。 彼らが研究している機械学習 (ML)、人工知能 (AI)、自律システムは、リカーシブのコアとなる専門分野と一致していました。

専門知識と知見の共有

当日は、お互いのプロジェクトを紹介し、専門知識と知見を交換する重要な時間となりました。

チャルマース大学の学生であるアダムさんとレナさんが行った発表は、機械学習における複雑な課題に取り組んでおり、実用的な場でモデルの有効性を高めるための高度な手法が用いられていました。特に、アダム・ブライトホルツさんの「転移可能性」に関する発表は、データ不足や高額なデータ取得コストを克服する方法として非常に示唆に富んでいました。レナ・シュテンプフレさんの発表は、医療データの複雑さに踏み込み、機械学習がどのように医療における意思決定を大幅に向上させることができるのか、この分野の機会と課題に対する深い理解を示していました。

未来を見据えた交流の構築

今回の訪問は単なる研究発表会ではありません。 学生たちとリカーシブのチームが交流できるようなカジュアルでインタラクティブな環境を作り出し、当社の仕事内容や、日本の刺激的なテック業界について理解を深めてもらいました。

発表後、業務内容についての話し合い

イベントに参加された学生の方からは、リカーシブが歓迎の雰囲気を提供できたことについて評価いただきました。 <参加者からのコメント(一部抜粋)>

「発表後の交流会では、リカーシブとその社員のことをより深く知ることができ、日本のスタートアップシーンや、持続可能性に対する日本社会、政府、企業の考え方や取り組みについて話し合うことができました。これは、リカーシブとWASPの共通の関心を示しており、さらなる交流の出発点となりそうです。」

学生たちがリカーシブは明確なビジョンを持っており、紹介されたプロジェクトの中には興味深く、環境に関連したものもあると感じてくれたことも非常に励みになりました。

チームとチャルマース大学の学生との集合写真

今回の交流は、企業とアカデミアのコラボレーションがAIの分野における可能性を広げるという確信を強めてくれました。 本訪問は、今後のコラボレーションのための大きな契機となりました。 リカーシブでは、今後も研究者やアカデミアとの新しいイノベーションに向けた共創を目指していきます。

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Rie Le Maitre

フランス・emlyon卒業後、アマゾンジャパンに入社。B2Bマーケティングチームで活躍し、1年間経験を積んだ後、持続可能性分野でポジティブな影響を与えたいという思いが高まり、Recursiveに入社。

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